久し振りにDVD鑑賞しました!
踊る大捜査線 THE MOVIE 2 レインボーブリッジを封鎖せよ!
3年前に公開されて、邦画実写映画興行記録を塗り替えた大ヒット映画です。
ご覧になった方も多いのではないでしょうか。
公開日が2003.7.19なんですよね。
数日前に公開3周年を迎えて久し振りに観たくなったんです。
とっても思い出深い映画です。
はっきり言って結構マニアです(爆)
映画そのものも何度観たか判らない位観たのですが、それ以上にこの映画のオフィシャルサイトで沢山の人たち(捜査員と呼ばれてます笑)と出会えたのが本当に嬉しかったです。
この映画の中にとても好きな台詞があります。
最後にレインボーブリッジ上で犯人を全て確保するのですが、そこでSAT草壁中隊長言う台詞、
「自分の判断で来た」
です。
通常警察組織をはじめとした多くの組織では、上の命令が絶対なんですよね。
勝手に「自分の判断で」行動することなんてありえない。
でも実はこれって、現代社会全体を象徴してるんですよね。
指示されないと行動できない人、すぐ指示をしてしまう人。
自分の目で確認し、自分の考えで行動できる人って少ない気がします。
致し方無いんですけどね。
ずっと「これは○、それ以外は×」みたいに教え込まれてきましたからね。
自分で考えることをさせない、ただ覚えさせるだけでしたから。
ある意味楽なんですけどね、指示されるのって。
言われたことやってりゃ良い。
それで結果が悪くても「指示した人の責任」ですしね。
こうして自分で考えることをしなくなり、ある意味無責任になっていっちゃうんでしょうね。
でもつまんないですよね、ロボットじゃないんだし。
それに指示する人だって神様じゃあるまいし、常に正解なわけは無い。
そもそも観る視点を変えれば、正しいことも正しくなくなるわけですしね。
だから
「自分の判断で行動する」ことは勇気が要るし、怖いものだし、大切なことなんですよね。
自分勝手に行動するってことでは無いですよね。
周りを見て尊重することはとても大切です。
そこは間違わない様に気をつけながら、束縛されることなく”大いなる目的”に向かって自分で考えて行動することは、とても自分を開放してくれる気がします。
人気シリーズで大ヒット作品の中にはこうしたメッセージが託されていた・・・
だからこれだけのヒットになったんだと自分は思ってますし、自分も共感できたんだと思います。
これからも捜査員のはしくれとして、人として、
「自分の判断で行動して生きたい」と思います(^^)